2018年8月23日

言葉の発達

こんばんは。
息子に枕にされながら更新しています。

うちの子は1歳6ヶ月児健診で言葉の遅れを指摘され、その後の心理相談で多動なども指摘されたため、療育に通うことになりました。
そんな我が子の、その後の言葉の発達について書いてみようと思います。

うちの子は自閉症スペクトラムを疑われているわりには人懐っこい子で、そこそこ視線も合うし、真似っこするのも好きな子でした。
そのため、小児科の神経発達の先生には「そのうち話せるようになりそうだけどねぇ」とずっと言われ続けていました。

とは言っても、1歳6ヶ月児健診時に話せたのは「いないいないばあ」と「ばいばい」くらい。あとは、たまに自分の名前が言えるかな?ってところでした。時々謎の宇宙語で演説もしていましたが…。

当然、絵を見て「これはなぁに?」「わんわん!」なんてやり取りができるわけもなく、1歳6ヶ月児健診ではテスト用の紙をひっくり返してどこかに行こうとしていました。

その後も言葉はなかなか増えませんでしたが、2歳頃にアンパンマンにハマって「あんぱんまん」が言えるようになりました。まぁ実際には滑舌が悪すぎて、ほぼ「あんあんあん!」でしたが…。

またその頃、毎日10~20回くらい授乳させられて、授乳中に退屈した私が、子供の鼻やほっぺを触りながら「はな」「ほっぺ」と顔を部位を延々と教えていたので、「はな」と「かみのけ」が言えるようになりました。
普通に教えていても興味を持ってくれなかったのですが、ふざけて「かみのけ」だけ甲高い声で言ってみたり「あご」を低い声で言ってみたりすると、面白かったようで爆笑して、真似するようになりました。
なので、うちの子は未だに「かみのけ」を甲高い声で変な節をつけて言います。まぁ間違ってないし可愛いのでいいですが…。

療育では歌をたくさん覚えてきて、家でも歌ってくれるようになったのですが、歌の歌詞としては言える言葉も、会話には使えませんでした。意味の分からないまま言っている言葉も多かったのだと思います。

そんなこんなで全然言葉が増えないなぁと不安に思っていた頃に、花火大会に行くことになりました。近くで見ることができたので、音も光も激しくて、うちの子は恐がって夫にしがみついていました。
態度で嫌がったり帰る方向に引っ張ったりしても、親が全然分かってくれなかったからでしょうか、突然「こわいよー」と何度も言い出したんです。
たぶん、子供なりに必死だったんでしょうね。
可哀想だったので、抱っこしたり少し離れたりしていると、うちの子も花火に少しずつ慣れていったようです。

それで味をしめたのか、要求を言葉で表すことが少しずつ増えてきました。
2歳4ヶ月時点で、「だっこ」「おっぱい」「あっち」「ちがう」「いたい」「こわいよー」が言えています。
「いたい」「こわいよー」は痛いや怖い以外にも、嫌なこと全般に使っているようですが、それ以外は概ね正しい使い方ができています。

2歳3ヶ月頃からYouTubeにハマってしまい、親のスマホを奪って勝手に動画を見るようになり、幼児向けの動画やアプリの影響で単語も増えてきました。
「りんご」「いぬ」「ねこ」「でんしゃ」「あか」「あお」などが言えるようになりました。
「あか」を覚えてから赤信号を見ると大声で「あか!あか!」と叫んでいます。

うちの子を見ていると、親が一生懸命教えようとしても、興味のないことは全然覚える気も真似する気もないのだなぁと感じます。
子供の好きなものやおかしな声や動作で興味を引くのも、一つの手なのかなと思います。無反応な相手に同じ言葉を連呼してもこっちがつらいだけなので、とりあえず笑ってくれた方が楽しいですしね。

まぁうちの子がぽつぽつ言葉を話しだしたのは、単にそういう時期がきただけな気がしますが…。
でも、そういう意味があるのかないのか分かりにくい取り組みだからこそ、楽しく無理なくやれることがいいのかなと思っています。

人気の記事