2018年7月28日

1歳6ヶ月健診から療育へ

こんにちは。
右側で子どもが、左側でパパがいびきをかいている中でブログを更新しています。

今回は、うちの子が療育に通うことになった経緯について書いてみようと思います。



実は、我が家では1歳6ヶ月健診に行くまで、全く発達についての心配はしていませんでした。

たしかに、言葉は平均より少し遅いかなとは感じていました。
それでも、1歳頃から自分の名前を連呼していたし、その後いないいないばぁも覚えていたので、すぐ他の言葉も覚えるだろうと気楽に考えていました。
また、うちの子は運動能力だけは優秀なので、歩くとか積み木を積むとかは全く問題がありませんでした。

そのため、育児の悩みは大量にあったにも関わらず、発達障害についてだけは考えたこともなかったのです。

ちなみにその頃の悩みはこんな感じです。詳しくはまた書こうと思います。
  • 育児が想像をはるかに越えて辛い
  • とにかく四六時中おっぱい
  • 朝まで寝ない
  • たまに早寝して明け方に起きる日もある
  • 昼寝や短時間のウトウトも入れて合計しても10時間も寝てない
  • 寝かしつけようとすると激怒
  • 気に入らないことがあると、壁に頭を激しくぶつけるので怪我しそうで怖い
  • 周りのアドバイスや育児書に従っても全く改善しない
  • 産後うつになって、疲れすぎないようにと言われたけど、育児で休めない
思い出すだけでちょっとブルーになるのでこのくらいにしときます…。

今にして思えば、発達障害と睡眠障害を併発するのはよくあることだし、癇癪を起こして自傷行為に出るのも発達障害あるあるなのかなと思いますが、当時は知識も少なく、そもそも発達障害を考慮に入れてすらいませんでした。

世の中の親はみんななんとかこなしているのに、どうして私はできないんだろう。何かがおかしいとは思いながら、それでも自分を責めて悩んでいました。

1歳6ヶ月健診で、月齢がほぼ同じの子たちを見て、まず「うちの子と違う!」と強く思いました。
  • 会場を出て行ってしまう子はうちの子以外いない
  • ママの服を無理やり脱がそうとする子もいない
  • 泣くときの気迫が全く違う
  • 大人しくママの膝に座って待てる子もそれなりにいる(うちの子はママの膝に座った5秒後には、無理やりおっぱいを引き出して飲んでます)
開始前の待ち時間だけでも、あまりに周りと違いすぎるので衝撃でした。
ここで「もしかしてうちの子は何かあるのでは?」という疑問が初めて浮かびました。

健診に来た小児科医がひどい人で、授乳と睡眠について相談すると「お母さんの努力が足りないんじゃないですか」と言われました。「何をどう努力すればいいんですか?」と聞くと黙り。

足りない体力を振り絞って、何か助けになることを教えてもらえればと無理して健診に来たのに、期待外れすぎて帰ろうかと本気で思いました。

でもその後、それを見ていた他の職員さんたちが同情したのか、びっくりするくらい優しくしてくれました。

栄養バランスの大切さを熱心に語っていたはずの栄養士さんが「とりあえず炭水化物さえ取れていれば何とかなるから」と言って慰めてくれたり。
受付の人が育児って大変よねぇと話しかけてくれたり。

保健師さんの相談時間も妙に長く丁寧で、あれもこれもやったけどダメだったという話を聞いてくれて、まだ試していない方法を考えてくれました。
そして最後に「言葉が少し遅いですし、もし気になるなら…」と心理相談の案内を渡してくれたのです。
「ぜひ行きたい」と即答すると、その場で予約まで取ってくれました。

その心理相談で、多動性や衝動性、感覚過敏などを指摘されて、療育に通うことにしたのです。

当初は、療育は2歳からになると言われていたのですが、関わった人がみんな同情的で急いでくれたのか、1歳8ヶ月から通わせることができました。

療育施設も、最初の1週間程は親がついて来るものなのだそうですが、いきなりひとりで来てもらっていいですと言われました。
ちなみに、余程よくしてもらったのか、うちの子は最初から療育を嫌がることなく、喜んで通っています。保育園の一時保育は全然ダメだったのに。

1歳6ヶ月健診以前にも、授乳や睡眠について色々なところで相談していましたが、役に立ったことはありませんでした。健診のお医者さんの発言では、心が折れそうになりました。

それでも、困っているなら当たりを引けるまで、いくつも相談に行ってみるべきなんだろうと思います。
1人や2人ハズレだったからといって、どうしても解決できないんだと悲観しないでくださいね。

うちは療育を初めてかなり生活がまともになりましたから。

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